ウィーンからプラハに向かう特急電車内。
個室なので気分が楽。 外の景色の変化が面白かったので、数時間の乗車時間も特に飽きることがなかったです。
暇つぶしに読んでいた本は、「文明の生態史観」。
名著とされてはいるが、読む機会がなかったこの本。
東ヨーロッパと東南アジアをパラレルな関係で書いている箇所もあった。
チェコは中央〜東ヨーロッパに位置する国。確かに立ち後れている面が多々ありましたね。
食道車両。
このとおりガラガラだったので、とても気が楽。
旅行を楽しむ老人たち。
このようにゆっくり過ごしたいものですな。
この時点でもまだ道半ばといったところ。
ウィーン ⇒ プラハ の道程は思いのほか長かった。
プラハに到着し、すぐに向かった旧市街。
浦沢直樹の「モンスター」にてグリマーに「おとぎの国のようだ」と形容された「夜のプラハ」。
このマンガでは記憶を失っているヨハンも「ぼくはおとぎの国で生まれた」
と断片的な記憶を表現している。
実際に行ってみて納得。このまちはウィーンと違い、
どこを切り取っても素晴らしい絵になるまちだった。
入り組んでいる旧市街を徘徊するのはとても楽しかったです。
旧市街広場で盛り上がる人たち。何かのイベントが行われていたのだが、よく分からなかった。分かったのは、プラハの若者たちは毎晩のように旧市街に遊びにくるということ。旧市街は観光客を魅了するだけでなく、現地の若者にとってもイケてるまちなのかもしれない。
有名なプラハ旧市街の時計台。いったいどうやって時間を見れば良いのだろう?複雑なだけでなく、そもそもの原理が異なるだろうから、全く理解ができなかった。