昼、時計台の目の前のカフェで食事。
時計台を眺めるには最高の席なのだが、カフェの中は人が少なめ。外は人が多いだけに、意外と見つからない穴場なのかもしれない。
ウィーンもそうだったが、プラハもカフェは路面上、つまり1階にある場合が多く、2階にあるカフェはあまり見なかった。
長針が12の位置にくると動き出す人形の仕掛けと、塔の上から衛兵がラッパを吹くパフォーマンスを確認して、外へ出た。
プラハを愛した20世紀の大文豪フランツ・カフカの資料館にて。
プルースト、ジョイス等にひけを取らない評価と、不動の人気を確立した作家であるが、とりわけ、プラハではいたるところにカフカの写真が飾られている人気ぶり。
ウィーンがモーツァルト推しなら、プラハはカフカ推し。
音楽はここ何年かは黒人音楽ばかり聞いていてクラシックとは疎遠。文学はドイツも好きな私にとっては、やはりモーツァルトの生家よりカフカ関連の施設が楽しい。
カレル橋を眺めながらここでお酒を飲んでいました。
夕暮れ時のカレル橋と、プラハ城(と城下町)がつくる素晴らしい光景に見入りつつ、時間を忘れて3~4杯も飲んでしまう。
風が冷たくなってきたことを確認し、そろそろと、行動開始。
ようやく、カレル橋に来ました。
ヨーロッパ最古の石橋だとは知っていたが、ここにあるのは“今”を楽しむ空気感。
似顔絵を書く人たちや、観光客で約0.5キロの長い橋は盛り上がっていました。
カレル橋にはこのような聖像が並んでいる。
どの石像が傑作だとか、いろいろあるようだが、すでに酔っぱらっていたわたしはぼんやりとイエス・キリストの像を眺めていました。
とても絵になる石像が、0.5キロの両脇に並んでいます。
カレル橋を渡り終えると、そこはプラハ城の城下町。
かわいらしいつくりの建物が並んでいます。
カレル橋を渡り終えて、カフェで一服し、すっかり夜になってからプラハ城を目指す無計画な私。
旅行はこれぐらいノンビリしていた方が楽しい気がする。
とりあえず、プラハ城を目指し、ひたすら登る。
プラハ城前の広場に到着。
夜なので風はだいぶひんやりしている。
ようやくたどり着いたプラハ城。
翌日昼に来ると、プラハ城の中に聖ヴィート大聖堂があることを知った。
聖ヴィート大聖堂に入りたいなら昼に来るべき。
しかし、ライトアップされた夜のプラハ城は最高に美しいです。
ぐるっと回り裏へ。裏から見ると多少雰囲気が違いますね。
プラハ城の裏にあった道。最初からこの道で登ってくれば良かったんだろうと気付いたが、正しい道順を知らなかったおかげで、いろいろ見ることができた気がする。