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ロレックス GMTマスターⅡ Ref.116710LN

 Rolex GMT MasterⅡについて。この時計を買ったのは、昨年(2009)の夏。スポロレ(スポーツタイプのロレックス)を買うならGMTだ、と決めていたので、他のモデルと迷うことなく購入しました。

 GMTマスターは、サブマリーナが海、エクスプローラーが陸のロレックスであるのに対して、「空のロレックス」という位置づけにあります。というのも、GMT針(緑の針)と回転べゼルによって、3ヵ国の時間を表示することが可能だからです。これは海外に行く機会が多い人、例えばパイロットなどには重宝される機能です。GMTマスターの歴史の中でも特に輝かしいことと言えば、パンナム航空がパイロット用の時計として正式に採用したことでしょう。また、チェ・ゲバラや石原裕次郎が愛用してきた時計としても広く知られています。

 海が特別好きなわけでもなく(今年の夏は5回も由比ヶ浜に行ってしまいましたがw、これは決してチャラい目的ではなく、太平記にハマっていたことによりますw)、キャンプなどのアウトドアもたまに行くとやることに困ってしまう私にとって、サブマリーナやエクスプローラーは合わない時計です。その一方で海外に行く機会が比較的多かったことを考えると、GMTマスターは私のライフスタイルに合っている時計であると言えます。ロレックスの時計は機種ごとにそれぞれの哲学を有しているので、自分に合った機種を選択するべきでしょう。

GMTマスターⅡ

 短針の隣にあるのがGMT針。以前は赤だったが、6ケタ化されるにあたり、ロレックスの色である緑に変わりました。これには賛否両論アリ。べゼルはセラミックになりましたが、これは本当に傷がつかない。ステンレスより硬い素材としてロレックスはセラミックをプッシュしており、新サブマリーナもべゼルはセラミックになりました。ちなみに、ロレックスのステンレスは904L。これは一般に広くスイス機械式時計に使われている316Lよりも、素材中のクロムの割合が高く錆びにくいとのこと(ソースは時計Begin)。

  ブレスの中ゴマは鏡面になっています。これも賛否両論がありますね。鏡面というのは“高級感が出る”というメリットがある反面、“過度にキラキラしていること”、“傷が目立ちやすいこと”という大きなデメリットがあり、一般にスポロレのファンにはサテン仕上げ(ヘアライン)の方が人気があります。新サブマリーナはフル・サテン仕上げのブレスになっているので、この違いも人気の差に影響しそうですね。サブマリーナはGMTマスターとは比較にならないほど、人気があります。GMTマスターはもの好きな人のスポロレという印象すらあるほど。それだけにGMTマスターを好きな人は本当に好きですね。特にGMTマスターの赤青べゼルのアンティーク時計には、ポールニューマンのデイトナに劣らぬ魅力があります。新GMTマスターⅡはGMTマスターらしさを喪失している部分があり、この点は残念なところ。

 

機 種 ブ レ ス 防 水 性 特 殊 機 能 価 格
GMTマスターⅡ
Ref.116710LN
中ゴマが鏡面 100m GMT針とべゼルにより3カ国の時間表示 71万4千円(定価)
サブマリーナ
Ref.116610LN
フル・サテン仕上げ
(ヘアライン仕上げ)
300m 特になし 73万5千円(定価)

 この2つの時計、見た目上の違いはべゼルのデザイン、GMT針の有無、ブレスの仕上げ方ぐらいしかないけれど、機能的にはこれだけ違いがあります。当然、ムーブメントも異なり、サブマリーナに搭載されているのは信頼と実績のcal.3135の正統進化版であるcal.3136であり、GMTマスターⅡの方はGMT用のムーブメントであるcal.3186。いずれも、Ref.が5桁時代のムーブメントに耐磁力性能を加えたもの。

 上記の表からわかるように、サブマリーナはより“タフな時計”であり、GMTマスターⅡは特殊機能に重きを置いた、いわば“ニッチな需要を担う時計”。サブマリーナが広く人気なのは、このタフさによるものでしょう。しかし、防水性能は100mもあれば十分なわけで、300mないと手を洗う時すら浸水が心配になるというのは過度な心配に過ぎるというもの。デイリーユースなら100m防水で必要十分(過ぎる)というのが、私の意見です。


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